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訪問歯科の特徴とメリット

公開日:2019/04/01  最終更新日:2019/04/04

「訪問歯科」という言葉を聞いたことはありますか?

通常、歯科を受診するためには病院に行く必要がありますが、訪問歯科の場合、医師が自宅や施設に来て診察してくれます。

このような診療体制が誕生した理由や特徴、メリットを説明していきます。

 

訪問歯科の特徴について

訪問歯科は通常の病院にある歯科とは違い、病院に行かなくても自宅や施設で診察や治療を受けることができます。

言い換えれば歯科の往診サービスで、最近この診療方法を行う医師は増加しており、注目を集めてきています。

しかし、これは誰でも利用できるわけではなく、基本的に通院するのが困難な人のみが診療対象となります。

年齢に関係なく、病気や身体的な障害など、さまざまな理由で通院できない場合には、希望すれば利用することができるのです。

基本的な診察体制としては、医師や看護師が歯科機材を持ち込み、通院困難な高齢者のいるところへ出向き診察と治療にあたります。

利用する人の多くが高齢者で、自宅だけでなく介護施設などでも診察が行われています。

これまで内科などには往診がありましたが、歯科にはなかったため、通院できない人は歯の治療をすることが難しい現状がありました。

ですが、この訪問歯科を利用することで、長い間歯の治療を受けることができなかった人も、負担なく受診することが可能となります。

このように治療できる対象の人が拡大したことが、1番の大きなメリットです。

 

訪問治療が始まった理由

以前は歯科には訪問診療のサービスがなかったのに、新たに訪問歯科という分野が生まれたのはなぜでしょうか?

それは、通院が困難になりがちな高齢者の歯科受診の状況に理由があります。

年齢が上がるにつれて、歯など口腔内の状況が悪化していくのはある程度仕方がないことだと言えます。

しかし、それ以上に高齢者になると様々な身体的理由によって、口腔ケアが受けにくくなるという事実があります。

本来であれば、年齢を重ねるほど口腔環境のケアは必須となるところが、反対にケアを受けにくくなってしまっている現実があるのです。

また、高齢者以外でも体に病気がある人や障害がある人は、口腔ケアが行いにくいという状態にありました。

実は、病気や体に障害がある人は年齢に関係なく口腔トラブルを抱えている人が多いのです。

このような実態を改善するために、訪問歯科は誕生しました。

口腔内の健康は、その部分だけでなく、体全体さまざまなところに影響します。

体全体に悪影響を及ぼさないためにも、口腔ケアは積極的に行うべきだと言えます。

そのため、歯科による訪問診療は今や健康維持のためには欠かせなくなっています。

 

訪問歯科の診療で受けられる内容とは?

歯科は、多くの機器を使用して治療しているイメージのある人も多いでしょう。

そのようなイメージをもっていると、病院ではない他の場所で行う治療は、通常の治療よりできることが少ないのではと思いませんか?

確かに、診察台など病院から持ち出すことのできない機器は使えないので、患者さんの姿勢や照明などは、ある程度制約があるのは事実です。

しかし特別な場合を除き、歯科医院の外来で受ける治療と同じです。

訪問診療の受診を必要とする人の中には、虫歯など歯の治療以外にも入れ歯の作成や修理、口腔機能のリハビリテーションが必要な人も多くいます。

高齢者や体に障害がある人は、誤嚥しやすい傾向にあり、場合によってはそれにより肺炎を起こしてしまうこともあります。

そういったことを予防するためにも、訪問歯科の治療の中にはリハビリや指導も含まれているのです。

訪問で治療を行う場合には、病院の外来で行われている歯科の治療とは違い、口腔内の状態だけでなく、患者の全身状態を把握する必要があります。

そのため、通常よりも内科などかかりつけの主治医と連携した診察を受けることが可能です。

 

訪問歯科の診療受ける方法について

訪問による診察は、基本的には通常の診療とは別に行うため、予約制となります。

介護施設などでは、提携している歯科が存在する場合もあるため、定期的な訪問があったりと、受診がスムーズにできることもあります。

在宅での希望など個人で利用する場合には、予めサービスを行なっている病院へ問い合わせてみましょう。

最近では、訪問診療を行なっている歯科医院は増加傾向です。

しかし、場所によってはまだまだ少ないところも多く、すぐに見つけることができない場合もあります。

そのような時には、かかりつけの歯科医院に訪問診療を依頼してみるのも1つの方法で、診察が可能な場合には対応してくれるかもしれません。

また、難しい場合でも訪問診療を行う他の病院を紹介してくれることもあります。

紹介となると、病院同士でも情報が共有できるため、患者さん自身も安心して利用することができます。

もう1つの方法としては、管轄の市町村の保健センターへ問い合わせてみることです。

地域の病院に関する様々な情報を把握しているため、個人で探すよりもネットワークがはるかに大きくなります。

 

訪問歯科の治療は通常と比べると費用は高い?

訪問歯科は病院で行なっている歯科の外来と違って、医師や看護師に来てもらう分、治療費が高いのでは?という疑問を持っている人もいると思います。

通常、歯科の診療は特殊な場合を除いて、医療保険が適応されます。

それは訪問する場合でも同じで、医療保険が適応されるため、通常と比べて金額が高いということはありません。

後期高齢者の人の場合は1割、前期高齢者の人の場合は2~3割の自己負担で、利用することができます。

その他、障害者の人や一般の人も、一般の診療と同じく健康保険が適応され、自己負担額も通常と同じです。

介護認定を受けている人であれば、「居宅療養管理指導」という介護保険を適応して、医師や歯科衛生士による指導を受けることができます。

どちらの指導を受けるのか、又何人で指導を受けるのかによって1回の金額は変わってきます。

自己負担金については、自宅や住居系施設(養護老人ホームなど)の場合、医療保険と介護保険の両方が発生してしまうケースもあります。

治療費等、不明な点がある場合には、病院又は直接医師に聞きましょう。

 

訪問歯科の需要とこれからについて

これから高齢化社会が進むにつれて、歯科の訪問診療の需要はますます増えていくことが予想されます。

また、それだけではなく、病気や体の不自由な人にとっては健康な人以上に、口腔内の状態は大切す。

生きていくためには、食べ物を自分の力で食べることが必要となります。

その際に歯など、口腔内の状態が与える影響は大きく、咀嚼機能を維持するためにも、定期的なケアは必須です。

最近の研究では、口腔機能の維持や管理は食べる行為だけでなく、生きる力やQOLを向上させる力になることがわかってきました。

現在、日本は80歳以上の高齢者が20本以上の歯を保有している割合は約20%と、先進国の中ではかなり低い数字となっています。

これは、これまで歯科の診療が外来のみで行われていたことも原因の1つとして考えられます。

日本の歯科の受診率は、70歳を超えたあたりから大きく下降しています。

この現状を改善するためにも、歯科の訪問診療が果たす役割は重要です。

長く健康に生きることができる人を増やすためにも、ますます力を入れていくべき分野だと言えるでしょう。

 

訪問歯科は、自宅や施設にいながらも診察や治療がうけられるという大きなメリットがあります。

高齢者や病気の人、障害のある人など、これまで通院ができず治療することが困難だった人にとっては、とても有難いサービスです。

これから高齢化が進む社会の中で、訪問歯科の需要はますます増えていくでしょう。

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