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訪問歯科での治療内容は外来診療と同じことが可能

公開日:2019/03/15  最終更新日:2019/04/04

「おばあちゃんを歯医者さんに連れて行きたいんだけど、歯医者さんは何度も通うわないといけないし、車椅子だと何かと大変だわ」という人は、訪問歯科という方法もあります。

内科の医師の往診の歯医者さんバージョンだと思うとよいのですが、訪問歯科についてもう少し詳しく知っておきましょう。

 

訪問歯科で可能な治療とは

ご自宅で虫歯を治すことができると聞くと、「いやいや、うちの家は狭いから、歯医者さんにあるようなあんな大きな機械を置く場所なんてないですから」と言う人も多いです。

また、診療できる内容は限られて来るのではないか、と思う人も多いでしょう。

そのような心配は、不要です。

歯を削る機械などは、持ち運びが可能な専用の機器を一式取り揃えています。

これらの機器を車に積んであなたのご自宅に伺うので、歯医者さんに通院して受ける治療とほぼ同等のことがご自宅でも可能です。

虫歯や歯周病の治療や入れ歯の調整や修理や作成もできるし、口腔ケアも可能です。

飲み込む力が弱くなってきた人への摂食嚥下障害の改善リハビリなどもできるので、まずはご相談ください。

高齢者は口腔ケアを行うことで、肺炎などの感染症を予防することにもつながります。

歯周病は、認知症や心筋梗塞やリウマチとの関連も近年分かってきました。

通院が困難な人は訪問歯科でしっかりと治したいものです。

重度の疾患を持っておられる方や、お体の状態が優れない方などは、内科の主治医の先生とも相談したうえで、診療やケアの内容を検討します。

 

往診になるから費用は高いのではないのか?

訪問して頂くのだから、その分費用も高いのではないかと心配する方も多いのですが、訪問歯科は医療保険で行っています。

治療全般は医療保険で行い、口腔ケアは介護保険を使うことも可能です。

お坊さんが家に法要で来る場合はお車代を何千円と包まなければなりませんが、訪問歯科の場合はお車代などは一切不要です。

お茶の用意などもいりませんし、「歯医者さんが来られるのなら、部屋が散らかっているから綺麗に掃除をしておかなければ」などと考えなくても大丈夫です。

普段の生活の様子を見せて頂く方が患者さんの状態がよく分かるので、そのような気遣いは不要です。

初診時には必ず、健康保険証や介護保険証、後期高齢者医療保険証の用意をお願いします。

服用中のお薬がある場合は、お薬手帳か実物でも構わないので、必ず歯科医に見せてください。

精神的な障碍がある方の場合は、精神科の主治医の診断書が必要になる場合があります。

通院が困難な人ほど、お口のケアが行き届きにくいという傾向があるので、このような人こそ訪問歯科を検討して欲しいです。

治療はベッドに寝た状態車いすに座った状態でも可能です。

 

対象となる人はどのような人か?

訪問歯科は、患者さんの負担を減らすだけではなくご家族の負担も軽減できます。

「おばあちゃんを歯医者さんに連れて行ったから、今日はもうクタクタだわ」と疲労困憊することもないでしょう。

しかし、誰でもこの制度を使えるという訳ではなく、一定の条件があります。

訪問歯科を受けることができるのは、要介護認定を受けている人や身体障碍があったり精神障害があって通院が困難な人です。

「こんな猛暑の夏に歯医者さんまで行って熱中症にでもなったら大変だから、歯医者さんに来てもらおう」といった類の制度ではありません。

訪問歯科を検討されている方は、まずはかかりつけの歯医者さんやお近くの歯科医にご相談ください。

どこの歯科医でも訪問歯科診療を行っているという訳ではないので、場合によってはかかりつけの歯医者さんでは対応できなくて、他の歯科医を紹介してもらわなくてはならないケースもあります。

また、訪問歯科を希望していても、通院した方がご本人の為になる場合は通院してもらうこともあるので、その点はご理解してください。

厚労省の調査によると、要介護者の74%は何らかの歯科治療が必要なのに、実際に歯科治療を受けている人はわずかに約27%だったそうです。

およそ254万7000人が、通院困難などで歯科治療を受けていないという計算になります。

 

抜歯も多くの場合は訪問歯科でも可能

抗凝固薬や抗血小板薬やアスピリンなどの出血が止まりにくくなる薬を飲んでいるとか、免疫抑制剤やステロイドなど感染症のリスクが高くなる薬をたくさん飲んでいるとか、持病が重い状態で全身状態が良くないなどのケースを除いて、大抵は抜歯も可能です。

止血したことを確認してから、歯科医は帰ります。

その後1~2時間ほどしたら、電話で経過状況を確認するという所が多いです。

事前に出血が止まりにくくないか、検査をしてから抜歯を行うこともあります。

抜歯をした後は、過度のうがいをしないことや治療した箇所の歯磨きは当たらないように気を付けるなどの注意が必要です。

上記の薬を服用中の場合や、親知らずが斜めに生えているとか下の歯の親知らずの抜歯などは、大きな病院の口腔外科に紹介となることが多いです。

抜歯をする際は、このような薬を服用していないかの確認は非常に重要となるので、必ずお薬手帳を見せてください。

また、サプリメントや健康食品を使っている人はどのような物を使っているのか、歯科医に申告してください。

イチョウ葉エキスやガーリック(にんにく)やドンクアイなどは、時に出血を止まりにくくすることがあるからです。

 

口腔ケアは高齢者にはとても重要

誰もがなると言っても過言ではないのが、歯周病です。

ひどくなると、歯がグラグラになって抜けてしまう事もあります。

しかし、歯周病はお口の中の問題だけではありません。

内科疾患との関わりも近年分かってきました。

口腔ケアをしっかりと行うことで、誤嚥性肺炎の予防になります。

誤嚥性肺炎は、高齢者の死因の第一位となっているのです。

また認知症も歯周病菌が関わっていることが、わかっています。

その他、糖尿病も歯周病菌と関わっていて、歯周病が悪化すると糖尿病も悪化し、糖尿病が悪化すると歯周病も悪くなるという悪循環に陥りやすいのです。

そして、口腔ケアをしっかりと行っている老人ホームはインフルエンザにかかる入居者が少ないこともわかっています。

歯垢1gには1000億もの菌がいます。

大便1g中の細菌でも100億~900億程度なので、口腔ケアができていない口の中は大便よりも汚く、体の中で最も菌の濃度が高いと言えます。

口腔ケアは介護保険で受けることができるので、上手く歯を磨けない人などはケアマネージャーさんやかかりつけの歯医者さんなどにご相談ください。

 

歯のレントゲンは撮れる?

歯科ではよく歯のレントゲンを撮りますが、訪問歯科の場合もレントゲン撮影は可能です。

ポータブルタイプのものがあるので、それを車に積んでお宅に伺います。

「放射能が家の中に飛び散るから、専用の撮影室で撮影しないと家族が被爆するのではないのですか」と怖がる人もいますが、その心配はありません。

病院でも、管に繋がっているなどで動かすことができない患者さんは、放射線技師が病室まで出向いて写真を撮ることは日常茶飯事です。

どうしても被爆が心配なご家族の方は、少しの間だけ隣の部屋など少し離れた場所に移動すれば安心でしょう。

いつまでも放射能が部屋の中に充満している、ということはありません。

歯科のレントゲン撮影による被ばくは非常に少ない量です。

放射線は私たちの日常でも常に浴びていて、飛行機で成田からニューヨークへ行くと0.2mSV程浴びます。

胸のレントゲン撮影1枚が0.1mSVですが、歯の場合は胸よりもずっと被ばく量が少ないです。

意外に思うかもしれませんが、海外旅行に行く方がずっと被ばく量は多いのです。

 

訪問歯科ではむし歯も歯周病も治療できるし、介護保険を使って口腔ケアを受けることもできます。

つまり、通院するのとほぼ同等の治療やケアを受けることが可能です。

「歯の一本くらい」などと軽く考えずに、しっかりと治しましょう。

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