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訪問歯科の目的ってなに?普通の歯科との違い

公開日:2019/04/01  最終更新日:2019/04/04

身体状況が悪化すると、通院するのもとても大変です。

しかし大変だからといって歯科を受診せずにいると口腔機能が悪化し、さらに身体状況が悪化する恐れがあります。

今回は訪問歯科の目的と、具体的に行われる内容について説明してきます。

 

口腔機能の維持向上が必要な理由

人は年齢を重ねると身体機能が落ちていきます。

口腔機能も加齢とともに落ちていきますが、少しでも保ち続けることが重要です。

口の機能が悪化すると、食事が摂りにくくなります。

例えば飲み込む機能が低下すると、誤嚥性肺炎などにつながる恐れが高まるでしょう。

噛む力が弱まれば、食べられるものも次第に限られてくるようになります。

もし義歯を利用している場合、義歯が合わないと食事が美味しく感じられず、食べる意欲も低下する可能性が高いです。

食事量が減少すると栄養素も不足し、体力低下につながります。

体力が低下するとますます食事量が減少する、といったように、口腔機能が悪化すると徐々に身体機能も悪化していきます。

身体機能が悪化した結果、寝たきりや認知症などにつながる可能性が高まるのです。

また、口のケアを正しく行わないと、口の中に雑菌が繁殖してしまう危険性もあります。

身体機能が落ちてきた方の場合は特に、口腔機能の維持向上・ケアが必要不可欠となります。

もちろん日ごろからセルフケアを行っていくことも重要ですが、定期的に歯科を受診、状態を確認することも大切です。

 

訪問歯科は通院が難しい方の強い味方

身体機能の維持向上のためには、口腔機能の維持向上が必要不可欠です。

けれども、既に寝たきり状態の方や認知症が進行した方の場合、歯科に通院するのも一苦労です。

介護者の負担も大きく、ついつい歯科から足が遠のいてしまうという方も少なくありません。

身体機能・認知機能の悪化などにより、普通の歯科に通院することが難しい方を対象にしたのが、訪問歯科です。

このサービスは、「通院が難しい方でも歯科治療が受けられるように」といった目的で導入されます。

歯科医師等が対象者の所まで伺い、治療や口腔ケアを行います。

通院の手間がないため、対象者・介護者にかかる負担も軽減されます。

負担が軽減されることで、歯科医の指示のもと、口腔機能の維持向上を図ることができるでしょう。

歯科医も利用者の生活している場所に行くことで、対象者の生活状況をよりしっかりと把握することができます。

人によって、食事の環境や食事の内容、部屋の様子など、日頃対象者が暮らす環境はそれぞれ異なります。

現状を把握することで、よりその人に合った治療を行うことができるのです。

 

訪問歯科は口腔機能向上に必要不可欠

歯科への受診が難しくなった方にとって、訪問歯科の導入は非常に効果的です。

このサービスは、口の働きを保つために必要不可欠だからです。

例えば訪問歯科では義歯の点検を行います。

義歯が合わないと、かみ合わせが悪くなり、思うようにものが食べられなくなります。

歯科医が義歯を確認、対象者に合った義歯を作成することで、再び食べられるものが出てくる可能性があります。

定期的に歯科医が訪問し、義歯が合っているか確認することは非常に重要です。

また訪問歯科ではむし歯・歯周病といった治療の他、口腔機能のリハビリも行われます。

リハビリテーションでは、噛む力・飲み込む力・発語能力の維持向上を目指します。

リハビリの内容は本人の状態に合わせて検討されます。

専門家の下でリハビリテーションを続けることで、口腔機能の維持向上が期待できます。

口の働きが良くなることで、口から食事を摂ることができる可能性が高まります。

口から食事を摂ることは身体機能の維持向上だけでなく、食べる楽しみにもつながります。

訪問歯科を通じて、身体の働きも良くなる可能性があるのです。

 

訪問歯科は介護者にもメリットがある

歯科医が対象者の所まで訪問してくることは、介護者にとっても大きなメリットです。

歯科を受診する手間が軽減されることで、介護者の精神的・体力的負担が大きく軽減されます。

寝たきりの方や認知症が進行している方など、介護度が進んだ方を受診させるのは本当に大変なことです。

体力も使いますし、病院に行くまでの間、常に対象者に注意を払わなければならないため、精神的にも疲れるでしょう。

病院まで連れて行くのが大変で、ついつい対象者の口腔ケアがおろそかになってしまうことも少なくありません。

歯科医が対象者の所まで来てくれれば、介護者にかかる負担はその分少なくなります。

受診の場合と異なり、待ち時間が少なくなるのも魅力的です。

さらに訪問歯科では、口腔ケアの指導も行われます。

専門家の視点から正しい口腔ケアの方法について学ぶことができるのです。

さらに嚥下に不安がある方に対しては食事で気をつけるべきことなど、対象者の状態や生活環境に合ったアドバイスを得ることができます。

対象者の口腔機能が向上し、身体状況が少しでも良くなれば、介護者の負担はさらに軽減されるでしょう。

このように歯科医が訪問することは、介護者の負担軽減も目的に含まれているのです。

 

訪問歯科と普通の歯科の違いはお金の出どころ?

歯科医が往診する場合と、普通の歯科の大きな違いのひとつとして挙げられるのが、お金の出どころです。

普通の歯科の場合、費用は医療費のみです。

歯科医が往診する場合も、基本的には医療保険の適用となります。

ただし要介護度の認定を受けている場合は、介護保険が適用される場合があります。

「居宅療養管理指導」では、歯科医や歯科衛生士が助言などを行います。

「居宅療養管理指導」が適用された場合、歯科医の訪問は月2回まで、歯科衛生士の訪問は月4回まで介護保険の適用となります。

この場合、介護保険の負担割合に応じて費用が変わるので注意しましょう。

往診時の内容によっては、医療保険と介護保険の両方が適用されることがあります。

具体的に費用の割合がどうなるかは対象者の状態によって変化するといえるでしょう。

なお「居宅療養管理指導」を利用する場合、ケアプランに反映させる必要があります。

もし既に介護保険サービスを利用しており、訪問歯科を新たに追加したい場合は、事前にケアマネジャーに相談するようにしましょう。

ケアマネジャーに相談しておくことで、ケアプランに反映されるからです。

 

訪問歯科の現状とは?普通の歯科との大きな違い

高齢化社会が進んでいる現在、歯科の往診を必要としている方も増え続けています。

高齢者の数が増えるに伴い、介護を必要としている方も増えているためです。

しかしニーズが増えている一方で、歯科の往診そのものは不足しているのが現状です。

歯科医が対象者のいる所に訪問する際、治療に必要な機材をすべて持って行かなければなりません。

例えばミラー・携帯型デンタルユニット・スケーラーはもちろんですが、脱脂綿などの消耗品、パルスオキシメーター・血圧計といった体調確認のための機材も必要となります。

対象者の生活により密接に接するため、薬に関する幅広い知識も求められます。

服薬指導も口腔機能の維持向上のためには重要となってくるからです。

歯科医が訪問診療を始める際、特に手続きは必要としませんが、個人医院の場合、回り切れないというのが現状の様です。

ただし訪問歯科の中には、全国的なネットワークを持つ場所も数多くあります。

もし近くに事業所があるか不安な場合は、全国的なネットワークを持つ相談窓口の利用もひとつの方法といえるでしょう。

 

口腔機能の維持向上は、対象者の身体機能の維持向上にもつながります。

訪問歯科を利用することで、対象者・介護者の負担軽減につながります。

もし対象者を歯科まで連れて行くのが大変だと思ったら、まずは窓口に相談してみましょう。

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